外見を磨く“口臭をケアする”

他人の口のニオイは気になっても、自分のニオイってなかなか気づかないもの。
しかし、普段からなんとなく気になっていたなら、一度チェックしてみてもいいかもしれません。

口臭は周囲の人にとってデリケートで言いづらいもの。
特に男性は交際中であっても滅多に指摘してくれません。
実は交際中ずっとがまんしていたなんてことも・・・

口臭が気になる女では男性が離れていっても仕方ありません。

しかし、ある程度の口臭は誰にでもあるもの。
大事なのは、それが常に臭うものなのか、一過性のものなのかを見極めることです。

気になる口臭をケアする

■口臭のチェック

 

ニオイで一番気になるといえば、やはり口臭ではないでしょうか。

口臭の原因にはいくつかあるのですが、その中には「自臭症」といって実際には口臭が無いのに、本人が気にしすぎて口が臭いと思い込んでしまうものもあります。

実際に臭っているかどうかを確認する一番の方法は、家族など親しい人に聞いてみることです。
どうしても聞ける人がいないときは、紙コップを二つ用意して一つにだけ息を入れてすぐにフタをし、嗅ぎ比べるという方法もあります。

指摘されたことはないが、何となく気になるというレベルなら、まずは本当に臭っているのかをチェックすることから始めましょう。



■口臭の原因とケア方法

 

〇唾液量の減少
唾液の分泌量が少なくなると、口臭の原因となることがあります。
唾液には口腔内を消毒する作用もあるため、減ることで細菌が繁殖しやすくなります。

唾液の分泌量が減る原因としては、口呼吸やよく噛まないなどがありますが、日常生活の中で改善できることなので、日々の取り組みで改善が可能です。



・唾液量を増やす方法
�@こまめに水を飲む
水分が足りないと唾液が作られません。

�Aよく噛んで食べる
一口で最低３０回は噛んで食べるようにします。

�Bキシリトールガム
噛む機会を増やすことになります。

�C舌マッサージ
唾液は下の付け根から出ますので、ここを舌先で刺激します。



〇口腔内の不衛生
口の中が清潔でないと最近が繁殖し、ニオイの原因となる揮発性ガスを生成します。

口腔内を清潔にするポイントは舌です。
舌の表面に付着した細菌や食べカスなどがニオイを発生させます。
特にコーヒーやにんにく、香辛料はニオイの元となります。
歯磨きのときには舌の表面も磨くようにします。
舌専用ブラシなどを使うのもおすすめです。
ただし、舌の表面はデリケートですので磨きすぎたり、力の入れ過ぎには注意してください。

また、マウスウォッシュで口の中を消毒することも効果的です。



〇歯周病
口臭の９割が歯周病といわれています。
歯周病が気になる人は、歯科医でチェックしてもらうのがいいかもしれません。

また、普段から歯周病予防の機能がある歯磨き粉を使って、歯を磨きしましょう。

歯を磨く回数を増やす人もいますが、口臭は基本的に舌が原因ですので、むやみに歯磨き回数を増やしても意味はありません。

就寝中の細菌の増殖を抑えるために寝る前と、起床時の１日２回で十分です。